にしよう日記

ききょうスペシャル遠足


 今日は、「ききょうスペシャル遠足」を実施しました。
 昨今、愛知県や名古屋市で新型コロナ感染者数が急増したことを受けて、園内でのお泊まり保育が「ききょうスペシャル遠足」に変更になりました。
 最初、園バスに乗ってみんなで名古屋港水族館に出掛けました。バス内では例年のように歌うことはできませんでしたので静かにクイズを楽しみました。
 水族館に到着してからはグループごとに分かれて見学です。しおりには水族館の生き物に関する8つの水族館クイズがあり、一つひとつ確かめながら見学しました。クラゲのふわふわした泳ぎと幻想的な色に驚いたり、世界一大きなタカアシガニにビックリしたり、最近生まれたウミガメの赤ちゃんの可愛さに感心したりしている子どもたち。ふだんとは違った目の色と輝きで海の生き物を見つめる子どもたちがとても印象的でした。
 メインプールのスタジアムでおにぎりを食べた後、お楽しみのイルカパフォーマンス!数頭のイルカたちによる息の合った演技を見るたびに、子どもたちは歓声をあげたり拍手をしたりしていました。
 水族館を出た後は散策タイム。橋を渡って南極観測船「ふじ」を横目で見ながら、1年間南極で生き延びていた「タロ・ジロ」の像を見て、子どもたちはタロやジロの生命力の強さに感心していました。
 幼稚園に戻った後は、園庭ですいか割りです。今回はなかなか割れずに先生たちも挑戦しますが、1回目では割れませんでした(汗)。2回目の挑戦でやっと割れて、みんなで美味しくいただきました。その後は、水鉄砲による水遊びです。合図とともにお友だちや先生めがけて水を発射!!みんなとっても大喜びで、遠慮や忖度もなく、まるで本能むき出しの野生児になった子どもたち。先生たちも水鉄砲で応戦しますが、あっという間に子どもたちも先生たちも全身びっしょり!!(笑)園庭には大喜びの子どもたちの姿でいっぱいでした。
 水遊びを楽しんだ後は、教室でお絵かきをしました。子どもたちは、心に残った場面を思い思いに描いていました。
 場所を講堂に移して、水族館クイズの答え合わせや、昨年度のお泊まり保育の劇『5匹のこぶた』のビデオを視聴しました。
 最後は、スペシャルゲスト、ミスターマジックの登場です。園長先生にそっくりのミスターマジックですが、彼曰く園長とは双子の兄弟で、園長の弟にあたるそうです。また、テレビでおなじみのミスターマリックの弟子でもあり、ハンドパワーを使いながら数々の奇跡を披露しました。おなじみのスプーン曲げはもちろんのこと、空の金属容器からシューアイスが出てきたり、代表のお友だちのトランプを見事予言したり、風船やスティックを貫通するマジックなど、多種多彩でした。子どもたちのリアクションが大きかったものは、破いた新聞紙がハンドパワーで復活したり、真っ白の用紙が1,000円札に変わったり、その1,000円札が無重力状態でふわふわ浮き上がったりするものでした。
 今回、コロナの影響で残念ながら宿泊はなくなりましたが、その分内容もギュッと1日に凝縮したもので、「楽しかった~」と言って降園する子どもたちの笑顔を見て嬉しく思いました。
 ききょう保護者様、いろいろとご心配ご迷惑をおかけしましたが、無事終えることができました。誠にありがとうございました。