にしよう日記

運動会


今日は「第112回運動会」が開催されました。
 今回は、新型コロナの影響で人数を制限したり、演目数を減らしたりして行いました。また、会場を初めて室内(枇杷島スポーツセンター)で実施となりました。
 今年のテーマ『負けるな がんばれ!』の言葉通り、園児たちは徒競走でお友達に負けまいとする気持ち、弱い心や怠ける心に負けずに頑張る気持ちを持ってそれぞれの演技や競技を一生懸命に取り組みました。
 きく(年少)組の遊戯『いちごのうた』では、可愛く楽しく踊りました。ポンポンを振りながらリズムをとって楽しく踊り、たくさんの可愛らしいポーズとステキな笑顔が見られるとともに、きくさんの元気な声は会場に大きく響き渡り、会場の皆さんを驚かせました。
 さくら(年中)組の遊戯は、旗とパラバルーン『友よ~この先もずっと』でした。曲が流れる中、ピンク・黄・青・黄緑の色とりどりの旗が曲に合わせてはためきました。子どもたちの一つになった心の強さに、最後バルーンの中からたくさんのカラーボールが今までで1番の高さまで上がりました。そのため会場からは「おー!わー!!」という大きな歓声が起こりました。
 ききょう(年長)組の遊戯・組立体操は『はじまりのうた』でした。曲に合わせて男子はフラッグを使って勇ましく、女子のチアではポンポンを使って可愛らしく踊りました。組立体操では、曲に合わせてさまざまな技を発表し、ポーズが決まるたびに拍手と歓声が起こりました。ブリッジ、ウェーブさらには「にしよう大橋」、そして最後にお友達と色とりどりの手袋を着けて一列に繋いでフィニッシュのポーズが決まると会場から大きな拍手と感動がわき起りました。
 まさに園児たち一人ひとりの「コロナにも負けるものか!」という強い気持ちが伝わってくる演技に、感動で涙を流す方も多数いらっしゃいました。
 閉会式後の園児たちの胸にはピカピカの金メダルが輝いていましたが、それ以上に園児たちの顔には、大きなことを成し遂げた成就感に溢れてキラキラ輝いていました。
 毎日の取り組みはもちろんのこと、隊形移動などの練習を通して、園児たちは多くの力を身に付けました。「集中力」や「忍耐力」も身に付きました。さらには「お友だちの良さ」や「心身統一やみんなと気持ちと心を一つに合わせることの大切さ」や「緊張感」、「達成感」「充実感」「連帯感」「友情」「チャレンジする前向きな気持ち」「あきらめない折れない気持ち」など、さまざまなことを感じ取り学んだように思います。この体験は、きっと園児たちのこれからの生きる上での支えになることでしょう。

 早朝よりお手伝いいただきましたお手伝いのお父様やお母様方、さらにはご来場くださいました皆様、心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。