にしよう日記

第112回生活発表会


第112回「生活発表会」がウィルホールで開催されました。
 園児たちは、日頃の躾・態度教育、心身統一やお遊戯・舞踊の練習の成果を十分に発揮しました。今回は、新型コロナ感染症の影響で、2部制で遊戯・舞踊のみの発表となり、歌唱や器楽、劇の発表はありませんでしたが、その分遊戯・舞踊に全集中して取り組むことができました。
 きく(年少)・さくら(年中)の遊戯では、素敵な衣装を身にまとい男の子はかこよく、女の子は可愛らしく披露できました。
 ききょう(年長)の舞踊では、男子は袴姿で扇子を持って勇ましく『紅蓮華』『勝手にMY SOUL』を凛々しく踊りました。特に一人ひとりがダイナミックに側転する場面では、感動が会場に沸き起こりました。
 女子は艶やかな着物姿で『アイオカタチ』『素敵なことがあなたを待っている』を優雅に踊り、会場が華やかで温かな雰囲気に包まれました。ふだんは元気な女の子たちも、着物を着て踊る姿は、まさにみんなおしとやかな大和撫子です。桜や藤の枝を持つ撫子たちの踊りに春の訪れを感じました。
 男子の勇壮な舞踊、女子の華やかな舞踊に会場の皆さんも大いに感動の涙を流していました。

 今回のテーマ「春よ 来い!」、コロナ収束という春を待ちわびる子どもたちは「お友だちのために、家族のために、そして自分のために踊ろう」「両親に感謝の気持ちを届けよう」という思いで踊りました。その気持ちと態度が、会場の皆さんにも大きな「感動」を届けることができたと思います。
 子どもたちは、大きなステージで大勢の人たちの前で発表したという貴重な経験によって一回りも二回りも成長したようで嬉しく思います。そのような園児たちの発表を涙ながらにご覧になっている姿を見て、こちらも目頭が熱くなりました。
 一年間の教育・保育の総括にあたる「生活発表会」も無事終えることができましたのも、保護者やご家族の皆様はじめ、本当にたくさんの方々のお支えのお陰と心より感謝申し上げます。誠にありがとうござました。