にしよう日記

人形劇観劇会


 今日は、園児たちが楽しみにしている人形劇の観劇会でした。
 1本目は子どもたちが好きな絵本「スイミー」でした。広く美しい海の中、黒くて小さな魚スイミーは、たくさんの赤い小さな魚たちと楽しく暮らしていました。ある日、おそろしいマグロが仲間たちを全部食べてしまいます。ひとりぼっちになったスイミーは、寂しい気持ちになりながらも、美しい海の魅力を再発見し、だんだん元気を取り戻していきます。そして、再び現れたマグロに知恵と勇気で立ち向かっていきます。どんな方法でマグロに立ち向かったかは、お子様から聞いてくださいね。セリフがほとんど無い音楽人形劇でしたが、子どもたちは想像力を働かして、物語に入り込んでいました。
 2本目は「いくぞ!ヘッポコとうぞく団!」でした。力持ちのヘッポと泣き虫のポコは、いつもお腹を空かせています。ある日、二人はとうぞく団になって、お城に忍び込んでごちそうをたくさん食べようと考えます。二人はお城に忍び込みますが、そこには恐ろしいナメクジ大魔王とかわいそうな召使いの少女リリィが住んでいました。二人がどうするのか、どうやってリリィを助けるのか、子どもたちはハラハラしながら観ていました。コミカルな二人のキャラクターが魅力的で、ナメクジ大魔王が恐ろしかったこともあり、二人の優しさや思いやりに共感するお友だちが多かったです。今日の観劇会では、子どもたちは人形劇の楽しさを大いに感じることができました。