にしよう日記

食育セミナー


今日は「食育セミナー」がありました。
 第1部は園児対象の内容で、「紙芝居口演~食べ物の大切さを学ぼう~」でした。田中幸美先生による『にんじんきらいだ』『いただきます』の紙芝居口演を子どもたちも興味を持って見ていました。
 第2部は保護者対象の内容でした。薬膳アドバイザーの桒山(くわやま)直子先生による「食材の効果や効能を知って、風邪やインフルエンザの季節を乗り切ろう!」というテーマで講演が行われました。
 最初に、中医学の基本的な考え方(五行説)のお話があり、「肝臓が疲れてくると怒りっぽくなる」「冬は腎臓に負担がかかる」などの話に、保護者の皆さんも「なるほど!」とうなずかれる場面もありました。
 次に本題の食材の効果・効能の話でした。冷え性には羊の肉がいいこと、クコの実がアンチエイジングの効果があること、韓国女性が産後弱った胃を回復するために温かいかぼちゃスープを飲むこと、さらにはお子様の頭が良くなる食材やいらいらしている時に食べると良い食材は何かなど、参加者の皆さんもしっかりメモをとり、熱心に聞き入っていました。
 最後は、薬膳茶の試飲と薬膳スイーツの試食でした。お昼前とあって皆さん、美味しそうに試飲・試食していらっしゃいました。
 セミナー後も個人的に質問されるお母様がいらっしゃいました。
 桒山先生の親しみやすい講演で「薬膳」のイメージも変わり、お母様方には今日からの料理の献立で大いに参考になったようです。