にしよう日記

防災避難訓練


 今日は、本年度最後の「防災避難訓練」がありました。
 園児たちは、緊急地震速報装置が作動すると冷静に先生の指示に従って机の下に隠れ、すばやく防災頭巾を着用しました。
 「津波警報」が発令された想定で園児たちは3階の多目的室に避難しました。
 最初、全員で黙祷を行い被災者の冥福を祈りました。
 その後、副園長先生からは、「津波警報が出たら、できるだけ高い場所に逃げましょう。」といった話や、係の先生からは東京で被災した時の詳しい状況のお話がありました。電柱が倒れ、電車も動かない状況の中で体験した地震の怖さを子どもたちは真剣な表情で聞いていました。そして、地震が起こった時の対応やふだんからの備えの大切さをみんなで確認しました。
 未曾有の被害をもたらした「東日本大震災」から早7年、大きな傷跡を残したこの大震災。津波で流された母親を「お母さーん!」と海に向かって泣き叫んでいた少女たちのニュース映像を今でも忘れることはできません。
 3月11日は、我が国にとって忘れてはいけない「東日本大震災」を決して風化させることなく語り継いでいくとともに、教訓として来たるべき大地震の備えを進めていこうと誓う日でもありました。