教育の紹介

音感教育(ミュージックステップ)・歌唱教室

●リトミック、リズム打ち
●身体反応(音階を身体で示す)
●聴音、聴唱、聴奏
●歌唱(斉唱、合唱)
●コーデル、鍵盤ハーモニカでの演奏、器楽合奏
●頭声発声による歌唱



<めざす子どもの姿>
楽しみながらミュージックステップに取り組み、音感を養う園児

頭声発声できれいな声で歌う園児


ミュージックステップ

幼児期は一生に一度の絶対音感定着のチャンス

子どもは言葉の足りない幼い時期ほど、全てを補って感じています。これは感じる特性が活かされるちょうどよい時期、つまり感覚的な吸収に最も適した時期(適時期)であり、このチャンスにどう刺激させるかは非常に重要です。それは一生に一度しかない感覚脳への臨界のチャンスだからです。

図1 2才期から取り組んだ脳機能の発達例 



何も取り組まずに6才まで過ごすと逓減の法則通り、感じる機能は削減しますが、システムの気配りで感じる実践が続き、その結果③の感覚ラインが育ち、⑤からの刺激が④の音感定着機能に達し、3才の頃から⑥へのフィードバックが始まります。あとは積み重ねの実践が順調に続けば、絶対音感定着は確実です。

図2  脳の成長は早い:2才で60%、4才で80%、8才で90%



幼児期の成長は非常に早い。特に3才前後、4才までの伸びは驚異的です。8才で90%というのは8才までに脳の仕組みや神経回路、どのように世の中を生きていくかという基本的な能力が出来上がってしまい、その土台の上に人は生きていくことになります。

図3 シナプス数が増えてくる年齢までに良い教育を



シナプス(神経回路)が増えてくる時にこそ、きちんとした教育をする意義があります。減ってからでは遅く、ここに幼稚園や小学校低学年の8才くらいまでにきちんとした教育をする必要性の根拠があるのです。

絶対音感が身に付くと左脳も著しく発達する

絶対音感を持つと左脳が大きく発達することをご存じですか?ドイツの大脳生理学者ゴットフリート・シュラウク博士が「絶対音感を持つと左脳が2倍発達する」と1995年2月3日に発表しました。幼児期に感じることを充分に行うと、考える分野は自然と大きく広がります。ミュージックステップは絶対音感を定着させ、右脳のみならず左脳も発達させる教育法です。音感定着に伴いIQも高くなり、幼児期の能力開発では音感は適時教材であり最も有効な教育法と言えます。

心の豊かさは、幼児期の豊かな体験から生まれる

 「三つ子の魂、百まで」の通り、言葉も音感も運動スキルも脳の可能性が大きい幼児期なら容易に脳に刻み込まれ、生涯にわたって子どもの心の働きを支え続けます。したがって、心の豊かな人に育つには幼児期の豊かな経験が不可欠で、音楽的体験はおもに物事の美醜や品性、独創性や協調の感性を豊かに育んでくれます。

ミュージックステップ・音感教育の目標

1 集中できてけじめのある子に育つ

ミュージックステップは幼児に「できること」を体験させるシステムです。できるから楽しくておもしろい。このような雰囲気の中で集中して自然に、けじめのある子に育ちます。

2 感性を豊かに育む

音に集中できる子は、それだけで素直な心の持ち主です。その素直さが優しさや思いやりにつながり、さらに「感じる」力が高まると、物事に感動する心など感性が豊かに育まれます。

3 自発性や自主性を育む

リトミックや聴音、聴唱の体験は与えられた音に対して、自らの意志で判断し動作や声で反応する活動です。このプロセスが自発性や自主性を自然に育んでいきます。