にしよう日記

第114回卒園式

 今日は、第114回「卒園式」が厳粛に行われました。
 卒園証書授与ではピアノとバイオリンの生演奏による名曲『カノン』などが流れる中、名前を呼ばれた卒園児たちは元気に返事をして、誇らしげに堂々とした態度で証書を受け取りました。そして、会場の皆さんにメッセージ(一言作文)を大きな声で発表しました。その姿は、まさに生活発表会での演奏曲『威風堂々』でした。
 園長先生からは、「コロナ禍のマスク生活の中でも元気で笑顔を忘れずにがんばった皆さんを誇りに思います。幼稚園で『頑張るときは頑張る』ことの大切さ、集中することの大切さ、正しい言葉や他人が喜ぶ言葉を遣うこと、自分で考え選んで決めるなどといったことを先生たちは言ってきましたが、その訳が分かる時がきます。せひこれからも続けていってください」という内容でした。
 卒園児たちの大きな声でのお別れの言葉とお別れの歌である『たいせつなともだち』の美しい歌声と泣きながら歌う子どもたちの姿に、たくさんの参加者から感動の涙を誘いました。 
 式後は、廊下でお家の方に感謝の言葉と共に修了証書を渡したり、講堂で記念写真を撮影したりしました。また、恒例となっている担任からの卒園児一人ひとりへのメッセージスライドの上映と、『西幼で学んだこと がんばったこと』の上映がありました。卒園児や保護者の皆さんは、楽しかった幼稚園生活を振り返りながら、なつかしそうに時には涙を流しながらご覧になっていらっしゃいました。そして、その後の謝恩会では、保護者の皆様から教職員への謝辞ならびにプレゼントと花束贈呈がありました。
 ホームルームでは、担任の先生から卒園児たちへの贈る言葉があり、卒園児たちも神妙に聞いていました。
 その後は、卒園児全員がテラスに集合して「バルーンリリース」を行いました。「3・2・1・卒園おめでとう!」のカウントダウンの合図で一斉に風船を手放すと、運動会組立体操『あとひとつ』の曲とともにたくさんの風船が大空に飛んでいきました。まるで、卒園児たちの旅立ちと飛躍、明るい未来を表すかのようでとても感動的でした。
 最後に、ききょう保護者の皆様。今までのご支援ご協力に心より感謝申し上げます。皆様のお陰で、思い出に残る感動的な卒園式ができました。心より感謝申し上げます。お子様のご活躍ならびにご家族の皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り致します。ありがとうございました。

卒園児(そつえんじ)のみなさんへ
 本日、最高(さいこう)の「笑顔(えがお)」で慣(な)れ親(した)しんだ西幼稚園(にしようちえん)を立派(りっぱ)に巣立(すだ)っていった卒園児(そつえんじ)の皆(みな)さん。
 西幼(にしよう)で学(まな)んだことをこれからも実践(じっせん)して、自信(じしん)をもって歩(あゆ)んでいってください。
 行事(ぎょうじ)など本番(ほんばん)に強(つよ)いみなさん、それはたくさん練習(れんしゅう)したからでもあります。前向(まえむ)きな気持(きも)ちで取(と)り組(く)む気持(きも)ちを忘(わす)れないでください。
 みなさんの頑張(がんば)りと活躍(かつやく)を期待(きたい)しています。そして、時々(ときどき)は「笑顔(えがお)」で幼稚園(ようちえん)に遊(あそ)びに来(き)てくださいね。